読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

時の最果て

書籍や読書に関する情報を紹介します

私の読書術 2017年4月

この1年間、約200冊の本を読みました。

これまで人並みに本は読んでいましたが、
今後の人生が豊かになると信じ、本格的に読書することにしました。

読書家の方は皆そうだと思いますが、
本を習慣的に読んでいると自分なりの読書術が確立されてきます。

この1年で自分自身も読書術が定着してきました。

私はまだ始めたばかりなので読書家としては初心者です。
今後、読書術は変わっていくでしょう。その記録の意味でもここに紹介したいと思います。

特別なものはないですが、これから読書を始める方や
すでに読書家の方にも何かの参考になれば幸いです。

きりよく10個にまとめてみました。

1. とにかく習慣的に読む時間を決める

読書は一般的に続かない人が多いらしいです。
私はもともと本を読むのが嫌いな方ではありませんでしたが、
それでも忙しくなったり他に興味が湧いたものが出てくると本を読まない時期があったりしました。

何事もそうですが、読書を定常的に続けるためにはルーティーンにすることが重要です。
この時間は何があっても本を読む時間にする、と決めます。

私の場合は、

  • 通勤電車の中
  • 会社についてから始業時間まで

この2つにしました。
こうすると、残業や飲み会で帰宅してからの時間が取れなくても一定の読書時間が保たれます。
さらに、実際はこの時間以外も暇さえあれば本を読んでいます。

ちなみに、本格的に読書を始めてからテレビとスマートフォンを見る時間が格段に減りました。
でも、テレビも見たいときは見ます。自然体が一番ですね。

ちなみに余談ですが、
上の習慣の2つ目は仕事の観点でもとても良いです。
会社に早くつくとメールを見るなど仕事をしがちですが、これが割りと無駄な労働時間の増大につながると考えています。
正直、朝の数十分仕事をしてもアウトプットの量は稼げても、質は上がらないです。
むしろ始業時間にきっちりと気持ちの切り替えができて良いです。

2. 気になったところをマークし、読了後すぐに読み返す

本は読んでしばらく経つと内容をほぼ忘れます(記憶力のいい人は違うのでしょうか)。
でも、個人的にはそれでいいと思っています。

大事なのは、あの本にアレが書いてあったなと思い出せることだと思っています。
そこで、本を読んでいる最中に気になる部分をマークしておきます。

  • 紙の書籍の場合は、ポストイットを該当する部分に貼る
  • Kindleの場合は、ハイライトをつける

そして読み終わったらざっとこれを眺めなおします。
これで記憶の定着が随分変わる気がします。

3. 軽くアウトプットする

これも記憶の定着のためですが、本当は以下のような方法のほうがより効果があるのだと思っています。

  • 人に本の内容を説明する
  • ノートに本に対する自分の理解をまとめる

ただ、いかんせん続きませんでした。
習慣として自分にはまだ高コストに感じるからだと思います。

そこで、読書メーターというサービスに読んだ本を登録し、感想をメモすることにしました。
これくらいの軽さが負担にならずにずっとつづけてこれました。

4. 常に10冊程度の様々なジャンルの本を並列して読む

成毛眞さんの『本は10冊同時に読め! (三笠書房)』を実践しています。
ただ、成毛さんが書かれている目的とはやや異なる2つの目的のために私は行っています。

一つ目は、本を読んでいると惰性で字を追っているだけになる時があり、
そのときに別の本に切り替えて気持ちをスイッチするためです。

二つ目は、複数のジャンルの本を読むためです。
知的好奇心を満たすための読書なので、幅広い分野の知識を得るにはこうなります。

5. 週一回は書店に立ち寄り、気になったらとにかく買う

こちらも2つの目的があります。

まず、単純に買う本を手にとって選ぶためです。
中をちら見して気に入るとか、ジャケ買いとか、いろんな衝動がありますが、個人的にそういう本の買い方が好きです。
もちろん、書籍の購入にAmazonはよく利用しますが、Amazonではこういう買い方はできないです。

そして、気になるものがあれば迷わず買います。
さらに、できればそのままカフェなどにいって買った本はざっと目を通します。

もう一つの目的は、平積みされた本を眺めてトレンドを感じるためです。
世の中の人の関心、科学のホットなテーマ、ビジネスのトレンド、ITの動向、などがわかります。
そういう意味では、出来る限り大きな書店に立ち寄ったほうがいいです。
単純に平積みされている本の数が多いからです。

何事もそうですがアンテナを張っておくのは大事なことだと思います。

日本国内で年間約8万冊の書籍が新たに出るらしいです。
そうすると一日約200冊程度になります。すごいですね。
すべてをチェックすることはもちろんできませんが、
頻繁に本屋に通うと新たな発見があることはおわかりいただけるかと思います。

6. 毎月重点テーマを決める

これは成毛眞さんの『本棚にもルールがある (ダイヤモンド社)』に書かれていたものを実践しています。

例えば、「今月は睡眠!」と興味のあるテーマを設定し、本を選ぶ際に重点的にテーマに合う本を探します。
数冊同じテーマの本を一気に読むとそのテーマに効率良く詳しくなれます。
また、毎月テーマを何にするか楽しみになり継続的に本を読むモチベーションにもなります。

私は、来月のテーマを早めに決めてAmazonのほしいものリストに「今月のテーマ」というのを新たに作り、
そこに前もって気になる本を登録しておきます。

7. 毎月読書本を読む

いわゆる読書家と呼ばれる人が読書の仕方について書いた本を定期的に読みます。
そこには著者の独自の読書の仕方を解説してあります。
私のような初心者に取っては、どれも参考になるものばかりです。

これは勉強で言うところの教科書や講師の授業、アスリートで言うところのコーチの指導と同じようなもので
読書をより良くするためには非常に重要です。

別になんでもかんでも取り入れる必要はないと思いますが、自分に合うものは積極的に取り入れています。
読書のモチベーションの維持にも非常に良いです。

そう、ここに書いているものも様々な読書本の内容を実践しています。
私の場合は特に成毛眞さんの影響を大きく受けています。

みなさんも尊敬できる読書家を見つけてみるのもよいかもしれません。
いつかこのブログでも読書本を紹介したいと思っています。

8. 月に一冊は古典を読む

当たり前のことですが、古からの名著にはやはりそれなりに理由があるから時代を問わず多くの人に読まれるのだと考えられます。
実際に読んでみますと、応用の効く、本質的な理解を得られるものが多いです。

ただ、古典は得てして内容や表現が難しいです。
私のような初心者には特にそう感じます。
心が挫けそうになるので、何か一つでも得るものがあれば良いくらいの気持ちで読みます。
そうすると、読了後、年代物のワインを飲んだような(そんな経験はあまりないですが)なんとも言えない余韻に浸れます。

何よりものによっては何百年も前の人と同じ本を読んだということに興奮します。

9. 一ヶ月間進まなかったら読むのを一旦やめる

並列に複数の本を読んでいるとなんとなく手がつかなくなる本が出てきたりします。 はじめは、なんとか読まないと、と思うのですが、そんな気持ちで読んでも楽しめないですし、
他の本を読むスピードも悪くなります。

人の心は移り変わり易いもので、買ったときは面白いと思ってもあとから更に面白い本が出てきたり、
途中で興味が薄れたりします。 なんとなく読む気が起きないなと気がついたら一旦読むのをやめるのも一つの手だと思っています。

10. 本棚に凝る

これは読書術と言っていいのかわかりませんが、
本棚をちゃんと買って、できれば普段よく目にするところに置きます。
以前は小さな本棚しかなく、すぐに一杯になってこれ以上買うと本を置く場所に困ると思って
本を買うのをためらうようになりました。そしていつの間にか本を読まなくなっていました。

しかし、そんな小さな考えは捨てて、覚悟を決めて大きめの本棚を買うことにしました。

男性は特にそうだと思いますが、「コレクションする」と言うのは非常に楽しいです。
何かを収集して大切に保管した経験をお持ちの方は多いかと思います。
それの書籍版です。お気に入りの本を選別して並べて置くと満足感があります。